ローヤルゼリーは、ハチミツとは異なる高い栄養価のある分泌物です。
花粉やハチミツを働き蜂が食べて体内で吸収分解し、蜂の唾液腺と言われる頭部にある大腮腺や咽頭腺から分泌されます。
ローヤルゼリーは乳白色のクリーム状の液体で、人間でいうと母乳に当たると言われています。
味もミルクのようなほのかな甘みと、舌を刺すような酸味があります。
ローヤルゼリーは生後10日前後の若い働きバチによって作られ、女王蜂のみが食べれるよう王台と言われるところに溜めていきます。
一つの王台を満たすには、500mgのローヤルゼリーが必要であると言われ、1gのローヤルゼリーを作るのに働き蜂が15万匹必要であると言われています。
この為、王台を満たすには3日はかかり、ローヤルゼリーがとても貴重品である事がわかります。
ローヤルゼリーを人間が摂取する為には、人工王台を作って蜜蜂の幼虫を移植し、働き蜂に女王蜂と誤認させてローヤルゼリーをつくり続けて貰います。
ハチミツやローヤルゼリーには強い抗菌作用があるので、ある程度は放置しても菌が繁殖しないとされていますが、通常2~3日で人工王台を取り出しローヤルゼリーを回収します。
この時、中の幼虫を潰してローヤルゼリーに不純物が混ざらないように注意します。
ハチミツや蜜蝋、ローヤルゼリーを採取する為に、蜂を育てる事を養蜂活動と言いますが、花の開花に合わせて活動する為、採蜜のタイミング等見分けが難しいとされています。